打って変わって
昨年末は株価は苦しんでいたけれど、企業の業績は好調で、過去最高の決算だとかが続出、大幅な賃上げに踏み切る企業も出てきたよね。
ところが今年に入って、どうも減収、減益って文字が新聞紙面に踊るようになってきた。株価は景気の先行指数って言うから、なるほど実体経済の冷え込みを織り込んで株価が下落したって考えれば納得はいくね。
近頃の決算で一番印象的だったのは、住友化学。23年3月期の連結最終損益について1050億円の黒字予想だったのに、それがゼロになるって発表、1000億円以上の下方修正って、ちょっと大胆すぎないか?w
アメリカは今のところどうやら利上げによる景気後退ってのも限定的な影響しかなく、どうやらソフトランディングできてるみたいって評価のよう。
対して日本は、実際には本格的な利上げにいたってないのに、企業業績に暗雲が……。大丈夫かね? 昨年からの急激な為替相場の変動や原料高がかなり足かせになってるみたいだね。
ま、仕方ない。今年は去年以上に難しい相場になるってことは覚悟してるけど、なるべくなら穏やかな相場であってほしいとは思うね。