ロビン日記

古本屋ロビンの日々を綴っています。

今日の日経平均 ’22 12/30 大納会

日経平均221230

Yahoo!ファイナンスより

 

 大納会。前日よりわずかに上げて、何とか26,000円台で1年を終えれた。とはいえ、年初には28,000円あったんだから、それを思えばちょっと残念な相場ではあるね。4年ぶりに前年末を下回ったとのことで、今年の厳しい相場環境を象徴する1日だったかもね。

 

 今年は、なかなか厳しい相場だったね。投資信託の運用パフォーマンスをチェックしたけど、今年はマイナスリターンだった。でも、安くなった時もコツコツと積み立てているので、ドルコスト平均法が効いてくるはず。将来、価格上昇に転じた時、一気に花開く……はず……だよな? って、そう信じるしかないね (^-^;

 

 今年を振り返ってみると、思えば1月、早くも波乱を感じさせていた。レバナスを積み立てていたんだけど、突如暴落。レバレッジが効いているから、下落の時は、恐ろしく速い速度で資産が目減りする。昨年末にはけっこうな含み益があったのに、あっという間に含み損に転落。

 

 ここで、どうすべきか? 当初、私には3つの選択肢があった。

 

1・今までと同じペースで積立て継続

2・売却はせずホールドするけど、積立てはいったんストップ

3・果敢に買い増し!

 

 レバナスは資産形成の本命じゃなく、あくまで遊び心で購入していたので、3はなし。レバレッジ投資信託は下落局面でかなりリスクがあるので、1もなし。じゃあ2か?

 

 当初は、売るつもりはなかった。昨年からアメリカの利上げが話題になっていたので、株価は大きく落ちると予想はしていたんだけど、そうはいっても昨年のアメリカ株の勢いを考えたら、春頃までは大丈夫じゃないの? そう暢気に構えていたんだよ。まだ本当に利上げが決まっていたわけでもないしね。

 

 だから春頃まで保有しておいて、悪材料が出たら急いで売却しても逃げ切れる。そう思っていたんだよねw けど、結果は逃げ遅れた。まだまだ投資経験が浅く、知らなかったんだね。

 

 株価は数か月先を予想して動く

 

 ってことを。実際に利上げが実施されてからじゃ遅いってこと。おそらくこうなるはずだって予想して、みんな動くんだね。いやぁ~勉強になったよ。

 

 ってことで、株価の動きに違和感を感じた私は、当初全く考えていなかった第4の選択肢を実行した。

 

4・売却して損切り

 

 一時はかなりの含み益が出ていたのに、まさかマイナスで終わるとは思わなかった。でも、思っていたプランから大きくずれたので、軌道修正。仕方ない、撤退だ。そう判断したの。

 

 自分では売り時を間違えたなぁ~って思っていたんだけど、悪いことばかりじゃない。自分なりの最善策はとれていたみたいで、その後レバナスは大きく下落しているから、私の場合、まだ傷は浅かった。

 

 ちなみにレバナスホルダーが阿鼻叫喚の頃、S&P500はまだまだ健在だった。けど、その後暴落している。だからね、レバナスを持ってることも悪いことばかりじゃないって思うんだわ。株価の予想が立ちやすい。ハイテク銘柄で構成されるNASDAQ、しかもそこにレバレッジを効かせているんだから、かなり株価の先行きを敏感に暗示してくれるんだわ。

 

 そう思ったからね、レバナスを全部売却した後、ある程度下げ止まったかな~って思ったところで、少しだけ買い戻したんだよw でも、また含み損が出てる。まぁ金額としては微々たるものなので気にしない、気にしない。レバナスを見ていたら、今後のアメリカの株価見通しになる。そう思うので、たとえ含み損を抱えても、少しはもち続けるよ。

 

 1月から早くも暗雲立ち込めていたんだけど、2月からは完全にウクライナ情勢に翻弄されたね。今年の日経平均も、侵攻間もない3月初めに24,000円台まで下がっている。で、どうやらウクライナ情勢はかなり長期化しそうな雰囲気なので、原油価格は高止まりしそう。困ったもんだね。

 

 春以降は、原油高、資源高に加え、急激な円安で物価高が進行したね。食料品や光熱費の値上がりで家計が苦しくなったって人も多いはず。

 

 でも、物価高も悪いことばかりじゃなく、ますます国民の投資熱は上がったような気がするんだわ。

 

 銀行に預けていても、インフレで資産が目減りする

 

 だから投資しましょう……って使い古されたフレーズも、デフレの時代には説得力がない。けど、今年はこの言葉の意味を実感した人が多かったんじゃないかな? 私の周りでも投資に関心を持つ人が増えた気がするよ。

 

 投資する人が増えて、みんなが株を買うようになれば需要と供給の関係で株価は上がる。円安やら、コロナやら、戦争やら悪材料があっても、そこそこのラインで買い支えられる。……そういうことで、アメリカに比べて日本株はそこまで暴落しなかったのかもね。

 

 まぁそれはともかく、大きな暴落がなく1年が終わってよかった。来年も平和な相場でありますように。。。