ロビン日記

古本屋ロビンの日々を綴っています。

9月の株価について

 4~9月の日経平均株価が21年ぶりの下落幅を記録したと、今朝の日経新聞が報じていた。9月30日の日経平均株価が25,937円。3月31日比で1,884円安で2001年の4~9月期以来の下落幅とのこと。下落率は7%で、これは2015年以来7年ぶりの大きさだって。

 

 まぁ改めて言われるまでもなく、個人投資家の大半は、体感としてこういったことを感じていただろうね。特に9月はひどかった。9月だけで2,154円安、7.7%マイナス。いやぁ~、参った、参った。。。

 

 年初からはアメリカ株が不振だった。去年までイケイケだったのに、あっという間に風向きが変わって今年はかなりの逆風だったよね。アメリカ悪けりゃ世界も悪いってグローバル経済の弊害がモロに出て、世界的にも株価は軟調だった。

 

 そんな中、日本株は下がってはいるものの、下落率で見るとけっこう善戦していた方だった。少なくとも、アメリカの悲惨さに比べれば全然マシだった。急激な円安で海外の投資家が日本株に流れたって影響も大きかったのだろうね。

 

 時が経って忘れちゃいけないから、ここにしっかり記しておく。そういや私はもともと今年の9月頃にアメリカ株の大幅下落が来るかも知れないって予想していた。昨年はハイリスクなレバナスもコツコツ積立てていて、9月頃に不穏な空気を感じたら売却して逃げるつもりでいた。

 

 ところが実際は、年明け早々に大きな下落。一時的な下落ですぐに持ち直すかどうか見定めようと思ってるうちに含み損を抱えることになってしまい、悩んだけれど売却。結果的にはこの判断は良かったみたいで、その後レバナスは50%減にまで達していた。

 

 急激に下げた米国株だけど、夏ごろにはいったん落ち着き、どうやら底を打ったのか? って楽観的に考える向きもあった。私も、大きな上昇に転じるのはまだまだ先だろうけど、これほどの下げ幅はもう来ないんじゃね? とも思ってた。

 

 ちなみに、アメリカの代表的な株価指数S&P500のチャートはこの通り。

SP500-2210

SBI証券のサイトより

 

 赤丸のところを見て欲しい。ね? 20%ほどの下落率を味わってグダグダしながらも横ばいで推移しているんだから、まぁ大きなショックは終わったかな? って思っちゃうじゃない。投資歴の浅い初心者の見方ということで、恥を忍んでここに書き記しておく。

 

 実際は、その後さらに下げている。今、矢印のところ。赤丸のところで買って、その後の上昇ですぐさま利確していたら儲かっているけど、長期保有を考えている人は今、含み損を抱えてるはずだよね?

 

 私が今年の相場で学んだ教訓。

 

 暴落は予想より早くやって来る

 

 そして、

 

 終わったと思って安心しても、再びやって来る!

 

 まるで地震の後の津波みたいだね。第2波、第3波がやって来る。そして最初の波よりも後の波の方が大きいこともある。私はまだまだ投資歴が浅いので断言はできないけれど、過去のデータを勉強してみると、どうもこんな感じで何度かの波になって暴落が襲ってきて、しかも何年もの期間にわたってこの下落相場が続くってこともあるらしい。

 

 私は毎月月末に自分の資産額を計算してるんだけど、9月は初めて前月比マイナスとなってしまった (>_<) 家族を旅行に連れて行って、ちょっぴり散財したってのもあるけど、それ以上に株価の低迷の影響が大きいね。

 

 ま、いい時もあれば悪い時もある。今受けている傷みが大きければ大きいほど、株価が上がった時に喜びも大きくなるってことで、仕方ない、我慢しようか。。。