痛みを伴う減税(?)
今朝の日経新聞に、NISA制度について私が抱いていた疑問点の一つについて、明確な回答があった。以下の記事で語っている疑問。
以下記事より引用。
「……年間投資枠は、つみたて型が新規買い付け額で今の3倍の120万円、一般型は2倍の240万円に増やす。生涯投資枠は買い付け残高で1800万円とし、評価益は含まない。……」
おおおぉっ~、これはいい!
これならホント資産形成に寄与する制度って言えるよ。まぁ老後2000万円問題に備えるって意味では、生涯投資枠の2000万円への拡充ってのに期待したいけど、まずは無期限、恒久化っていう難関ハードルをクリアしてるんだから政府案を評価してもいいと思う。
けど、これだけお得な制度にするんだから、国民も我慢してくれよってことなんだろうね、同じく1面の記事に
防衛増税「24年以降」
ってな見出しも踊る。う~む (-_-;) 防衛費を増やすために法人税、所得税、たばこ税で1兆円確保するんだって。ただいつ頃からって詳細は「24年以降の適切な時期」とされただけで詳細はまだ決まってないみたい。
一方で減税政策を進めながら、もう一方でキッチリ増税。やっぱ政府のやることは抜け目ないね。
だいたい就任の時から、岸田首相って投資家受けは良くなかった。金融所得課税なんてものを口走ったから印象悪いよね。株価もキッチリ反応して、岸田ショックと言われるほどの大きな下落もあった。だから反省したんだろうね。NISA改革案では、比較的個人投資家の目線に立ったいい制度になってると思うよ。
だけど、大方の予想通り増税。さすが
ミスター増税
って感じだよね。ダイエットしながら、高カロリー食品をガッツいてる。……そんな感じかなwww まぁ仕方ないかって諦めてるけどね。